youtube 著作権などの問題
youtube 削除事例
youtubeの削除事例として、主なものを紹介します。
●2006年2月16日にNBCの抗議を受け、サタデー・ナイト・ライブの映像を削除した事例があります。
●2006年8月に映画「スターウォーズ」のファンが作成した同映画のパロディ映像をyoutube側が削除したところ、スターウォーズの映画監督であるジョージ・ルーカス氏に「こういったファンが作成したパロディ映像を削除するな」と映像の復帰を依頼されたという非常に例外的な事例もあります。
●年末に物議をかもしたDJ OZMAのステージ衣装について、2006年12月31日、NHKの紅白歌合戦にて、水着がヌードに見えるというDJ OZMAの映像が投稿されていたが、NHKの申請により削除されています。ある意味、残念ですよね。
他にも、いろいろありますので、ネット上で検索すると出てきますよ。
youtubeのアクセス規制措置の例 その3
2007年4月5日、タイ王国暫定政府はプミポン国王を侮辱する映像が掲載されたとして、同国内からYouTubeへのアクセス規制措置を下した。
映像自体は投稿者が自主的に削除しました。 しかしながら、YouTube側は「ジョージ・W・ブッシュ米大統領をもっとひどくからかった映像が放置されている」との理由から、タイ王国暫定政府の削除要請を拒否したのだった。
現在も侮辱的とみなされる映像が残っているとの理由から、アクセス規制措置は継続している。 探してみます?
youtube アクセス規制措置の例 その2
2007年3月6日、トルコ共和国の初代大統領 ケマル・アタテュルク氏を誹謗中傷する映像が掲載されたとして、イスタンブール第一刑事治安裁判所は同国内からのYouTubeへのアクセスを禁止する命令を下した。
この決定を受け、トルコの通信サービス最大手、トルコ・テレコムはすぐにYouTubeへのアクセスを規制した。 問題の映像は完全削除され、3月9日にアクセス規制は解除された。
youtubeのアクセス規制措置の例
youtubeのアクセス規制措置の例 その1
2007年1月9日、ブラジルにて、ロナウドの元婚約者のダニエラ・シカレリが恋人と海岸にいる姿をパパラッチに撮られ、YouTubeに公開されたことに対し、ブラジルの裁判所に訴えYouTube側は何度もその映像を削除した。
しかし、すぐに別のものがアップロードしてしまい、映像が残っているとのことで、ブラジルからのYouTubeが接続できなくなるという措置がブラジル政府によりとられました。 翌日には完全にその映像が削除されたし、アクセス制限は解除されました。
著作権問題を受けてYouTube側の対応
2006年3月27日からアニメなどの海賊版のアップロードを制限するために、10分を超えるファイルのアップロードを制限することとなったが、現実には、ユーザーが動画をいくつかに分割してアップロードするという抜け道を使っている現状です。
つまり、大して効果がなかったということ。
なお、2006年4月10日から10分以上の動画をアップロードしたいとの要望に応えるため、Director制度が始まりました。
これは、Directorに登録すれば10分を超えるファイルのアップロードができるようになります。 登録には審査があり、完全なオリジナルコンテンツを提供する人のみに登録は、限定されています。
また、従来は、著作権法違反コンテンツも見て見ぬふり的に放置される傾向にあったのですが、2006年6月頃からは、違法コンテンツを削除するという行為が、目立つようになってきました。
しかし、とはいえ、現在でもかなりの量の違法コンテンツがアップロードされており、ひどいものでは、削除とアップロードを繰り返しすなど、いたちごっこの状態ともいえます。 新作アニメなど人気動画の無断アップロードも、相変わらず、横行している状況です。
ちなみに、削除されると、削除後のアドレスには英文で「This video is no longer available due to a copyright claim by ○○○(このビデオは、著作権者である○○○社からの依頼で削除しました)」などと理由が表示されています。
youtubeと著作権の問題
youtubeは、現実には、アニメ、音楽のライブ映像やプロモーションビデオ、CM、テレビ番組、などが著作権者に無断で多数アップロードされているため、著作権侵害を指摘されています。
YouTube側としても、利用規約で著作権侵害になるファイル(テレビ放送や一般市民が撮影したコンサート・舞台など)のアップロードを禁止しているが、実際には、著作権法違反のコンテンツは後を絶たない状況にあります。
著作権問題はGUBAやVeoh、DivXを利用するStage6など他の動画共有サイトや、サービスでも問題となっていますが、YouTubeほど、知れ渡っていないため、事実上、おとがめなしという状況になっています。